「音楽療法」という言葉があるように、音楽が人間に与える影響が大きいことはよく知られていますよね。そこで今回は、誰もが聞いたことのある音楽の美容・健康効果の真偽を検証してみます!
【音楽の美容・健康効果、ウソ? ホント?】
■1:音楽でストレス解消できるってホント?
→ホント
総合科学誌『Nature』に掲載されたカナダのマギル大学の研究者たちによる最新の論文によれば、「好きな音楽を聴くと、私たちの脳の中では快楽物質であるドーパミンの分泌が促進されている」とのこと。
好きな音楽を聴いた後、すっきり爽快な気持ちになったという経験を持つ人は多いのでは?
■2:頭が悪くなる音楽があるってホント?
→ウソ
ある特定のジャンルの音楽を聴いて頭が悪くなるといった噂に、今のところ科学的根拠はないよう。ただし、大音量で聴き過ぎると難聴になる危険性も。
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アメリカの医学誌に発表された調査結果によると、アメリカでは12歳以上の5人中1人にあたる4,800万人以上もの人が片耳または両耳に難聴の症状を持っており、イヤホンなどを使って大音量で音楽を聴くことが原因のひとつとして指摘されています。
音楽プレーヤーのボリュームはほどほどに!
■3:聴くだけで眠くなる音楽があるってホント?
→ホント
クラシック音楽の子守唄の多くは、1分間に58のリズムを基本に作られています。
これは、脳が寝る方向に集中している時の脳波(=スローα波、8~9Hz)と浅い眠りの時にみられる脳波(=θ波、4~7Hz)の境界である7.8Hzの8倍に同期しています。
子守唄を聴くとスムーズに眠りへと導かれるのには、こうした秘密があったのですね。
■4:音楽によって飲酒量をコントロールできるってホント?
→ホント
イギリスのポーツマス大学のスタッフォード教授が80人の被験者に、いくつかの異なる状況のもとでお酒を飲んでもらい、甘さや苦さなどの味を記録してもらう実験を行いました。
うつ病:サイレント·キラー
すると、音楽を聴いている時はお酒を飲みやすくなり、自然と飲酒量が増える可能性があるという結果が得られたそう。飲み過ぎを抑えたい人は、BGMを消すのが良いようですよ。
■5:音楽で体の痛みを和らげることができるってホント?
→ホント
これは、アメリカのユタ大学の研究チームが行った調査で判明しています。
143人の被験者に、音楽を聴きながら指先に痛みを伴うショックを受ける実験に参加してもらったところ、メロディーをしっかり聴いて異常な音がしたら報告するよう指示されたグループは、感じた痛みのレベルが下がったことがわかったそう。
論文では、「音楽を聴くといった興味をそそる行為は、痛みを緩和する最も効果的な方法かもしれない」と結論づけています。
いかがでしたか? 中には「誤解していた!」というものもあったのでは。
こうしてみると、私たちの心や体に音楽が与える影響が思った以上に大きいことがわかりますよね。また、女性ならば「聴くだけでキレイになれる音楽があったらいいな」「ダイエットに効果的な音楽ってないの?」なんて思うのではないでしょうか?
利用できる場所詳細はおアクションにきびの治療
音楽の美容・健康効果を手軽に取り入れる方法としてヒーリングCDが挙げられますが、女性におすすめなのは、この春リリースされた『ミュージケア・ヒーリング・シリーズ』(キングレコード)。
「ポジティブに生きる女性のための、聴くサプリ」をコンセプトに、『美肌力を鍛える』『脱・年齢肌へ』『過食注意!のあなたへ』『眠れない夜に聴く音楽』『気分アップ』など、女性にとっては魅力的な全20タイトルが揃います。
目的別に、より自分に合ったタイトルを選べるのがうれしいですよね。可愛いイラストが描かれたジャケットのデザインも洗練されていて、パッと見ただけではヒーリングCDだと気づかないほどです。
監修は、長年にわたってα波研究に携わってきた能力開発研究所所長の志賀一雅氏が担当。
「聴くだけで本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが、たとえば『美肌力を鍛える』では明るい音楽によって全身の細胞を活性化させることでツヤや潤いのある肌へと導いたり、『眠れない夜に聴く音楽』では8~9Hzの揺らぎを取り入れて脳が寝る方向に集中できるスローα波の誘発を促す……というメカニズムだそう。
実際に聴いてみると、すんなりと耳に入ってくる心地よいメロディで、お部屋のBGMにもぴったり。移動中や仕事中、お休み前のリラックスタイムなど、さまざまなシーンで楽しめそうです。
音楽の美容・健康効果を毎日の生活に取り入れるひとつの方法として、興味のある方はぜひチェックしてみては?
【参考】
※ ミュージケア・ヒーリング・シリーズ
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